安曇野チェンソー・カービング・キャンプ 第五回  9月(19日)20日

今回が「講習として」の最終回になります  

 

とことん、天候に恵まれ続けてきた安曇野教室。 常念岳が神々しく夕日に映えた台風13号下の長嶺山荘でした。

 これまで主に松材での彫刻をしてきましたが 、今回は杉材です。
  消しゴムのようにサクサク切れます(^^;
 実は中身は砂消しゴムだ という噂もありますので、あくまで慎重に。

左がマインドカーバーさん、右があいバーカ ーさん。
中央は山形の大会で彫った餐場さん自身の肖 像・・・
二人とも安曇野スクールの常任講師さん 。
   

東日本大会での作品を講習会場に配置、ここを彫刻の森化してゆく野望なのデス。

さて、いよいよ最後の講習。  
 受講生からの要望を聞き取ります
 このあと1名遅れて到着しますが、みなさん やる気満々。 塾長がこれまでの講習を振り返り、フクロウ ・熊・人物の顔を総括。 何か、これを彫りたいというようなリクエス トはありますか〜? 孫娘にたのまれてまして 可愛い猫を彫りたいんです が〜!

んでは

 可愛い猫

   いきます!

 
おー、10時の開会に間に合いました。 遠路ご苦労さまです
短時間で勝負をつけるやりかたをお見 せします。
しばし無言のカービングの境地 なんせ早いんでカメラのほうも焦ります
この一連のカービングの流れのなかで、材に打ち込んだトビの痕を発見しました。 
そのリカバリーを処理しながら彫るテクニックを、宣言して実演。
猫は猫でも飼い猫なので、予め首輪と鈴を設定しておきます。
手間のかかる手足は尾っぽをまきつけて誤魔 化します。      
可愛い猫 というリクエストなので、表情の作りこみにウエイトを置いて丁寧に彫りましょう
猫は背中から腰のラインも大切ですね
 はーい、これで1つ出来上がりです。
  時刻は10時30分ごろ。
   
ほかにも色々なポーズをつけた猫をサービスしちゃいます。
眠り猫はまぁるく材を活用
ぢゃあ、今日のカービングは皆さんで来月の大会に備えた自由テーマでいきましょう。 判らないことはどんどん聞いてくださいね!
先生の猫はどうなってたかな オレはやっぱしフクロウぢゃ 質問が無ければ お仕事お仕事 根曲がり杉で何が彫れるか、ちゃんとみてくれ〜ぃ
この後、講師たちも自分の作品に熱中してしまい、塾長みずからカメラマンになって講習の雰囲気を撮影しなきゃなんなくなりましたです。
  いやあ・・・ しゅまんこってす。
         
 
えー、材の追加欲しいヒト居ますか?
なんと! これ、生徒さん作です
ほい 後片付けも慣れてきました ずらり並べてみれば、初めての人たちが短時間でよくぞここまで彫れるようになりました
色々なフクロウたち熊さんたち
木っ端で猫の鉢カバーも
     
         
次回は大会になります。 皆さん、競技に参加して実力を発揮してください! 手をふる少年像 4時間でした。
マインドさんの根曲がり杉は釣り人像に化けました。 
山形大会での あいバーカーさん作「ふるさと」に、今回の塾長のサービス猫を添えて並べたコラボの面白さ。 どうでしょう。

いやぁ〜 チェンソーカービングって、本当に楽しいですね。

  全国のみなさん、来月 またお会いしましょう、安曇野で!